Aloha!
「Farm to Cup Kona Coffee」
この言葉は、ホノルルコーヒーの礎となっています。
「Farm」=自社農園 から 「Cup」=お客様が召しあがる1杯1杯のコーヒーまで、徹底して一貫した管理を行うことで、最高の品質を追求しています。
今回はこの言葉を紐解いていくことで、ホノルルコーヒーについて皆様に少しでもお伝えすることができればと思います。
「コナコーヒー」について
ホノルルコーヒーの代名詞とも言えるコナコーヒー。
コナコーヒーは世界三大コーヒーの1つとされ、生産量が世界全体の0.1%に満たない非常に希少な豆として知られています。産地は、ハワイ島西部のコナ地区に限定され、収穫も1粒1粒手摘みされることが条件となっています。小さなコーヒーチェリーを1粒ずつ手摘みする…その作業量を思うだけで気が遠くなりそうですが、そのようにして状態の良い豆だけを見極めて手摘みすることが、コナコーヒーのフルーティーで口当たりの良い味わいを生み出しています。
「ホノルルコーヒーの農園」について
ホノルルコーヒーは、ハワイ島(ビッグアイランド)マウナロアの緑豊かな斜面に広がる、230エーカーの農園を所有しています。(100エーカーは東京ドームの8.7倍)
この豊かな火山性土壌と熱帯雨林に守られた環境で育ったコナコーヒー豆は、栄養をたっぷり吸収してオヒアレフア(ハワイ諸島に自生する灌木)の咲く木陰で育まれ、独特の風味を宿すのです。
「コーヒー豆の精製」について
熟したレッドチェリー(コーヒーの果実。この果実の種の部分がコーヒー生豆となります。)を収穫した後、外側の殻を取り除いてから乾いた床の上で乾燥させます。この時も満遍なく乾燥させるために、手作業で定期的にかき混ぜるという作業を行っています。
「コーヒー豆の焙煎」について
時間を掛けて乾燥させたコーヒー豆は、自社の焙煎所に直接送られます。
ホノルルコーヒーではコーヒー豆の焙煎に、1940年代製造のヴィンテージのプロバット社焙煎機を使用しています。
このマシンは、現代の焙煎技術に古典的な鋳鉄の保温性と熱の均一性を融合させて、一貫性のある味わいと最高のフレーバーを引き出します。
「お客様のもとへ」
このようにして一貫した品質管理と、手間を厭わない最大限の努力を経て出来上がったコナコーヒーは、ハワイ諸島はもちろん、世界中のお客様のもとへと届けられています。
ハワイ島の農園でコーヒーチェリーを摘んでいる方たちは、自分たちが収穫しているコーヒー豆が海を越えてはるかかなたの誰かに届いていることを、また自宅でホノルルコーヒーを楽しんでいる方たちは、広大な農園で1粒1粒コーヒーチェリーが摘み取られていることを。
私達が提供するコーヒーによって、遠く離れた地でそれぞれ暮らしを営んでいる方々の架け橋となることが出来れば、こんなに嬉しいことはありません。
これからも日本の皆様に、ハワイホノルルより心を込めて最高のコーヒー体験をお届けしていきたいと思います。
Mahalo!
ECスタッフ一同